疲れを感じたときに真っ先にしたいこと
2016/10/17
疲れていることから目をそらさない
仕事が終わって疲れて帰宅したら、シャワー浴びて寝るだけになりがちです。深夜へとへとになって帰ってくると、ベッドに直行したくなりますよね。次の日の仕事が慌ただしくなることが分かってる日は特に。
でも、ちょっと待ってください。
そのままだと疲れが解消されませんよ?
経験上、疲れた状態のまま寝ると、翌日まで持ち越すことになります。翌日まで持ち越してしまったら、どんどん疲れがたまってしまいます。で、結局休みの日をベッドの上で過ごすことになります。
疲れて帰宅して落ち着いたら、まず疲れていることを実感してみてください。頭の中の未消化タスクリストや明日の予定を頭から追い出して、自分が疲れているということだけに意識をフォーカスしてみてください。
自分が疲れていることを知っている
自分が疲れていることを感じている
これは別物です。
あー今日もまた疲れているなぁ、と漠然と思っていること
と
今現在、体が疲れて悲鳴を上げているなぁ、と意識していること
は自分の認識が全然違います。
とりあえず自分の体に意識を集中させてみる
自分の体のどこの部分が疲れているか分からない人はいません。
目なら目が、首なら首が、疲れているんです。どこが疲れているのかは本人にしか分からないですし、本人にしか感じられません。当たり前のことですが。
とりあえず、自分の体に意識を集中させてみてください。
そして、疲れているなと感じる部分に意識を集中させて、より疲れているところへと意識を動かしていってください。
これで、漠然と疲れているようだなということ認識が、どうやら体のこの部分が通常運転してないようだな、という認識に変わります。
目なら、目の奥だな、目の奥の右側かな、目が痛いとおでこの奥の方にも違和感を感じるな
首なら、肩じゃなくて頭に近いな、表面ではなくて少し奥の方かな、ここの筋肉が緊張しているな
という感じです。
ここで重要なのは、体の特定の部分に違和感を感じることです。
あとは体が勝手にリセットしてくれる
体の違和感を感じ続けていると、あとは体が勝手に元の状態に戻そうと動いてくれます。筋肉が緊張しているならば、これはおかしい状態だぞ、緊張し続けていると疲れるのは当然だぞ、と動いてくれるわけです。
ここまでくれば、あとはこの状態をずっと続けていれば大丈夫です。体の状態がおかしいぞということを体に分からせた後に、まだ疲れているならば、まだおかしいままですよということを教え続けるわけです。
そのまま寝てしまってもいいです。
これで疲れが取れて、翌日爽快な目覚めとなるかどうかは疲れがどれだけ溜まっていたかによります。ずっと溜まった疲れを取るのは一朝一夕にはいきません。
ただ、体が元に戻ろうとするスイッチを入れたということは、体が疲れ解消の方に動き出したということですので、全く何もしない状態のときとは変わってきます。
体のリセットスイッチが入らなければ、疲れがどんどん溜まってこれを放置することになります。リセットスイッチを入れて戻してやるわけです。これで、また疲れられる余力ができるということにもなります。
別のことに意識を取られないようにする
体のリセットスイッチを入れる際に気を付けることは、集中できる環境にいるということです。
スマホを弄ってメールを読んでいたら気をとられますし、テレビを見ていると意識がそちらに飛んでしまいます。リラックスして体のことだけに意識を向けられる環境であることが重要です。
自分の頭の中の環境も重要です。余計なことを頭の中から締め出してしまわないと、意識がそちらに向いてしまうからです。仕事のことは一旦忘れましょう。
まとめ
疲れを感じたときに真っ先にした方がよいことは、ベッドにダイブすることではありません。まず、自分がどういう状態なのか体で把握することです。
体が普段と比べてどう悪い状態なのかを自分に分からせないと、何に疲れているのか分からず、体がリセットしようとしないからです。