パソコンの使い方を何度も聞かれてイライラしないための方法
パソコンの使い方に不慣れな人は一定数いる
パソコンが世に出てから数十年たち、あらゆるサービスのどこかのフローで使われています。
それに伴って仕事でパソコンを使うことは日常となりました。
しかしながら、誰もが日常的に資料作成や経理処理などをしているわけではありません。仕事を分業している職場ではパソコンの使い方に不慣れな人が一定数います。
一方で、業務上パソコンを使う職場では、効率的な資料作成方法や問題発生時の解決方法に詳しい人も一定数います。
パソコンの使い方に詳しい一定数の中には、気軽に声を掛けやすい人がいます。
そういった環境では、パソコンのあれこれに詳しく、お気軽に声を掛けられる人が、不慣れな人に頻繁に使い方を聞かれることになります。
聞かれるたびに自分の仕事が中断する
不慣れな人が、詳しい人に使い方を教わるというのは微笑ましい光景です。
ですが、自分の仕事が聞かれるたびに中断するので、集中が切れやすくなり、手が離せないときには困ります。
時間が迫っているときだとなおさらです。
ただ、困ってる人がいると断りづらいのが人情です。
聞いてくる相手が上司だと邪険にしにくい
相手が上司だとなおさら断りづらくなります。
こいつに聞けば解決するし、気軽に声を掛けやすいと上司に思われれば、何かあるたびに聞かれることになります。指名されてしまうわけです。
一度こうなってしまうと、前は教えたのに次は教えないというわけにもいかず、永久にご指名が入ることになります。
こういった上司にかぎって、何回も同じことを聞いてきます。
忙しいときに何度も同じことを聞かれると、イライラで集中力がなくなり、仕事が進まなくなりイライラが倍化します。この日常が永遠に続くことになります。
検索する習慣をつけてもらって自己解決、に誘導
というわけで、解決方法を自分で見つけて自己解決してもらう流れにもっていかないと、自分の仕事が進まなくなります。
業務用パソコンは通常ネット接続されているはずです。なので、自分で調べて問題を解決してもらうようにします。
ただ、「ググって。よろしく」だけでは角がたつので、やり方を教えるタイミングで、一緒に調べて結果を一緒に見る方法をとります。
聞いてくる相手のパソコンで教えるのがポイントです。
検索画面を見せるタイミングと方法
2通りのやり方があります。
使い方を教えた「後」に検索画面を見せる
あまり聞かれる頻度の高くないときに、今後に関しては勘弁願いたいというときに有効です。
これまで聞かれたことのなかった人、もしくはたまに聞いてくる人から「使い方教えてほしいんだけど、、、」と聞かれたときに使えます。
パソコンの使い方、例えば Excelセルでの折り返し表示のやり方 を聞かれるとします。
まず、相手のパソコンで、該当セル設定で折り返し表示にします。相手の問題はこの段階で解決します。
このまま終わるのではなくて、相手のパソコンでブラウザを立ち上げて「方法 Excel 折り返し」で検索します。今教えた方法が検索結果でずらずらでてきます。
その中からいくつかサイトを開き相手と一緒に見て、折り返し表示以外にも色の変え方や日付表示の方法がネット上にあることを確認します。
そうすると、Excel関係で分からないことあれば、そのサイトみればいいので今後聞かれることはなくなります。ブックマークしておき、ワンクリックで飛べるようにしておくと最高です。
使い方を教える「前」に検索画面を見せる
よく聞かれる、何度も聞かれる、同じことを聞かれる、今後一切聞いてくるなよというときに有効です。
毎度同じことを聞いてくる、いつものあの人に「もっかいやり方おせーて、前に聞いたあのやり方だけど」と言われたときに使えます。
先に聞いてきたやり方を教えるのではなく、まず相手のパソコンでブラウザ立ち上げて検索します。このとき前に教えたかも知れないけど、やり方忘れたので一緒に調べてみましょうかという感じでいるとなおよしです。
出てきた検索結果で適当にサイトを開き、該当箇所を指して「このあたりですかねぇ」と相手に見せます。
それを見て思い出せばよし、思い出さなければ読んで理解してもらえるまで無言を保ちます。
やり方がわかれば解決するので、そのまま去ります。
自分で調べた方が面倒くさくなくていいなと思わせればOKです。
早く教えてくれよという空気をスルーして、気軽に教えないという姿勢をみせれば大丈夫です。こうすると、お気軽なヘルプマンの地位を返上できます。